イノベ強化に向けた研究開発改革
経産省WGが最終とりまとめ公表
「多産多死型」モデルへの移行など提言
わが国イノベーションを強化するための研究開発改革のあり方を議論していた経済産業省産業技術環境分科会のワーキンググループ最終とりまとめが、3月3日に公表された。Society5.0実現といった規模の大きな課題に対応するためには、線形的・漸進的に研究開発・社会実装を進めるのではなく、プラットフォーム的・アジャイル(開発対象となるシステムを、小さな単位に分割し、短期間で完成させる手法)的な取組が必要と指摘。プロセスではなく、成果に対して報酬を支払う『アワード型』への全面的な移行や、多数の応募者をコンテスト形式で競わせて上位数者に賞金を支払う仕組みの導入加速を訴えている。また、多数の研究開発プロジェクトからより良いものを効率的に絞り込む〝多産多死型〟の研究開発モデルへの移行も、わが国イノベーション創出に向けて必要な取組としてあげている。
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【目次】
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