科学技術振興機構(JST)は、3月18日から20日に茨城県つくば市での開催を予定していた「第11回科学の甲子園全国大会」について、同19日に各都道府県会場で分散開催とすることを決定した。
科学の甲子園全国大会では当初、全国の代表チームがつくば市の会場に集合して競技(筆記と実技)を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮して、開催形式を各都道府県の会場での分散開催とし、筆記競技のみを行うこととした。
競技は、通常の全国大会と同様、公正性担保のため各会場に競技監督者を配置して行い、優秀な成績を収めたチームには、文部科学大臣賞以下企業賞などが授与される。
同大会では、予選となる各教育委員会が実施した都道府県大会で選出された47の代表チームが、理科・数学・情報における複数分野の筆記競技を行い、総合点を競い合う。都道府県大会には、総計666校、7725人の高校生が参加した。表彰式は4月25日。