国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運用し、さまざまな調査等を実施してきました深海調査研究船『かいれい』は、船体と搭載装置等の老朽化のため他船への機能移転を進めてきたが、移転が終了したため、この2月1日をもって運用を停止した。
深海調査研究船「かいれい」は1997年に就航し、地球で最も深いマリアナ海溝へのアクセスが可能となる1万1000㍍級無人探査機「かいこう」の支援母船として、また、マルチチャンネル反射法地震探査システム(MCS)を備えた深海調査研究船として、わが国の大深度深海調査と地殻構造探査の中心的存在を担い、24年間にわたり広く世界の海で活躍してきた。