【近畿大】『近大みかん使用ポン酢』のラベルデザインリニューアル

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近畿大学短期大学部の頭師暢秀（ずしのぶひで）准教授と学生らは、淡路島産の食材にこだわった食品や調味料を製造・販売する㈱浜田屋本店（兵庫県洲本市）と連携して、同大附属湯浅農場産のみかんを使用した『近大みかん使用ぽん酢』を共同開発し、昨年１月から発売している。

味は大変好評だったものの、旧ラベルではぽん酢であることがわかりづらいという消費者の声があり、この2月1日から、ラベルデザインをリニューアルして再発売することにした。

近畿大短大は、ビジネスの現場で即戦力となる人材育成に取り組んでいる。「近大みかん使用ぽん酢」は、令和元年度（２０１９年度）と令和２年度（２０２０年度）に「マーケティング論」の授業を受講した学生が、㈱浜田屋本店と連携して開発した。

甘みの強い、近畿大学附属湯浅農場産の「近大みかん」をベースに、徳島県産の柚子とすだちを加え、甘み・酸味・香りを絶妙なバランスに仕上げており、鍋料理だけでなく、魚、肉、豆腐などを使った幅広い料理に合う調味料として人気の商品。

昨年、発売に合わせて即売会を実施したところ、アルファベット表記の旧ラベルデザインに対して、複数の来店客や購入者から、日本語表記にして〝ぽん酢〟であることをわかりやすくしてほしいという声が上がった。

そこで、消費者の実際の声を商品づくりに生かすため、令和３年度（２０２１年度）の「マーケティング論」受講生が新ラベルを考案した。また、販売店舗で使用するＰＯＰ広告も作成した。

新しいラベルでは、日本語で大きく〝ぽん酢〟と表記し、商品がぽん酢であることを消費者が認識しやすいデザインにした。また、ＰＯＰ広告では近大みかんのジューシーさをイメージしたオレンジ色を背景に、ラベルデザインをリニューアルしたことをわかりやすくアピールしている。

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