山梨大学は芙蓉実業㈱とともに、人手不足が深刻化する医療現場の課題を最先端の自動化技術で解決し、医療従事者の負担を軽減することを目的に、病院業務の省力化につながるロボットの機能に関するニーズ抽出や検証・評価に協力して取り組むこととしている。今回、その第一弾となる薬剤等の搬送機能を持たせた自律走行型搬送ロボットの試作機が完成した。
今回の試作機製作に当たっては、山梨県が県内企業の医療機器関連分野への進出を支援するために設置したメディカル・デバイス・コリドー推進センターが両者の橋渡し役となり、きめ細かくサポートしてきた。