慶應義塾では、共生環境に関わるテーマへの取り組み「女性のからだ支援-Breezeプロジェクト」の一環として、生活不安を抱える同大の女子学生に対して、生理用品の無償配付をこれまで二度にわたって実施してきた。今後もこの取組の継続を予定しているが、この取組とは別に、各キャンパス内の女性個室トイレに生理用ナプキンを常備し無料で提供する『OiTr(オイテル)ディスペンサー』を設置し、今月から運用している。
今後は、慶應義塾大学病院、保健管理センターとの連携による「女性のからだ・男性のからだに関する相談」窓口の設置や、専門医等によるミニレクチャーなどの啓発活動も展開。塾生、教職員の〝からだのメンテナンス支援を通じたウェルネスの促進〟のため、多角的かつ積極的に取り組む考えを示している。
また、プロジェクトの広報のための専用Webサイト(https://www.diversity.keio.ac.jp/breeze/breeze.htm)も公開した。