2022年1月7日 【近畿大】近鉄百貨店バレンタインフェアのスペシャルバッグを学生がデザイン

 

近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻教授の安 起瑩(あん きよん)ゼミの学生が、㈱近鉄百貨店(大阪市)のバレンタインフェアで使用されるスペシャルバッグのデザインを担当した。このスペシャルバッグは、近鉄百貨店が1月18日から2月14日まで実施するバレンタインフェアの手提げ袋として店舗で使用される。

この取組は、①学生目線による若い世代が共感できるビジュアルアイデアの提案と実用化、②持続的な企業とのコラボレーションを通じて地域交流促進と活性化に貢献‐といった点が特徴。また、③学生は、デザインの提案から実用化までの経験を通して、実学で課題解決を学ぶことができる。

近畿大と近鉄百貨店の包括連携協定の取り組みの一環として、昨年に引き続き、文芸学部芸術学科造形芸術専攻の安ゼミでグラフィックアートを学ぶ学生が、近鉄百貨店バレンタインフェアのスペシャルバッグをデザインした。学生目線による若い世代のビジュアルアイデアを取り入れたいという近鉄百貨店の要望のもと、これまでとは違うテイストに仕上げることにこだわり、制作した。

今年、近鉄百貨店から提示されたテーマは、「推し」と「宝探し」。学生らが近鉄百貨店の関係者にデザイン案をプレゼンテーションし、最終的に芸術学科3年の岩下 蓮さんによるデザインが採用された。「推し」とは、他の人にすすめること。また俗に、人にすすめたいほど気に入っている人や物を示す。

チョコレートをキャラクター化し、お客様に推しチョコを探してもらうというコンセプトで、「昼はパッケージの中にいるチョコレートたちが、夜になるとパッケージから飛び出して自由に活動する様子」を描いている。若者向けのグラフィカルなイラストで、近畿大の元気でスタイリッシュなイメージも表現した。

惜しくも採用にならなかったほかのデザインも、バレンタインフェアの企画として、1月18日から2月14日まで、あべのハルカス近鉄本店ウイング館9階オープンスペースに展示される。


株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.