近畿大学農学部(奈良市)、奈良県平群町、手作りイタリアンジェラートの販売・企画等をてがける㈱テンダーボックス(奈良県平群町)が産官学連携で共同開発した金時いもジェラート「へぐりっこ」が、12月23日㈭に平群町内のこども園で、給食の特別メニューとして提供される。
産官学連携で開発し、平群ブランド認定を取得した金時いものジェラートを、平群町内のこども園にて給食の特別メニューとして提供するもの。農学部の学生が、原材料の金時いもの生産やペーストの加工、商品デザインを担当した。学生は農産物の生産から加工、流通、販売までを現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識を習得しアグリビジネス(農業関連産業)のプロを目指す。
近畿大農学部農業生産科学科は、アグリビジネス実習の一環として、奈良県平群町、株式会社テンダーボックスと連携し、ホクホクとした食感と優しい甘さが特徴のサツマイモ(品種:金時いも)を使用した金時いもジェラート「へぐりっこ」を開発。平成27年(2015年)から毎年、数量限定で販売している。
アグリビジネス実習を受講している学生が、原材料の金時いもの生産からペーストの加工、商品のPRまでを担当しています。これらの実績により、金時いもジェラート「へぐりっこ」は令和2年(2020年)2月に『平群ブランド』の認定を取得した。
12月23日には、昨年度に引き続き、平群町立ゆめさとこども園、平群町立はなさとこども園の給食の特別メニューとして金時いもジェラート「へぐりっこ」を提供する。