専修大学では、12月15日に開催した理事会・評議員会で、日高義博前理事長(73歳)を新総長に選出した。16日付けで就任した。専修大の総長職は30年以上空位となっていた。
日高新総長は法学部長、学長、理事長、常務理事などを同大の要職を歴任。さらに、平成18年11月から今年11月まで理事長を務めており、総長就任まで常務理事の職に就いていた。宮崎県出身。専攻は刑法学。
第9代総長選出にあたり日高氏は、「約30数年空位であった総長職を担うことは、身の引き締まる思い」とした上で、研究・教育・大学運営を経験した〝専修人〟の一人として建学の精神を護持するとともに、大学力を社会に発信すべく尽力すると抱負を述べた。