国立国会図書館と東北大学災害科学国際研究所は、「東日本大震災アーカイブシンポジウム」を1月10日午後1時から同研究所多目的ホールで開催する。
震災記録の伝承に向けてさまざまなアーカイブの取組が行われているが、単に震災記録を収集・保存するだけでなく、東日本大震災の記憶と教訓を後世へ継承していくために復興事業や防災・減災対策、教育など様々な分野で利活用されることが期待されている。
今回のシンポジウムでは、被災地における震災記録の保存・利活用に向けた草の根の市民団体における取組や長野県及び岐阜県におけるアーカイブの構築・活用の事例を紹介するとともに、登壇者全員により震災アーカイブの利活用促進について議論する。