文部科学省が取りまとめた学校関係者の新型コロナウイルス感染状況によると、学校が本格的に再開し始めた昨年6月1日から今年9月30日までの間、幼児児童生徒7万8627人、教職員7290人の感染報告があった。
感染経路は小学校の児童の71%が「家庭内感染」である一方、高校生は、「家庭内感染」と「感染経路不明」がそれぞれ33%、39%、「学校内感染」が19%となっている。教職員の感染経路は、「感染経路不明」が58%、「学校内感染」が10%だった。
「学校内感染」及び「感染経路不明」を含め、同一の学校で複数の感染者が確認された事例は9123件あり、そのうち、5人以上確認された事例は3054件だった。