末松信介文部科学大臣は、眞鍋淑郎プリンストン大学上席研究員が今年のノーベル物理学賞を受賞したことを受け、談話を発表した。眞鍋氏の功績をたたえるとともに、わが国学術研究を振興するために、国際頭脳循環のなかでグローバルに活躍できる研究者の育成・支援に従来以上に取り組み姿勢を示した。日本人のノーベル賞受賞は2年ぶり。外国籍を含めて今回が28人目の栄誉となった。大臣談話は次のとおり。
プリンストン大学客員研究員、国立研究開発法人海洋研究開発機構フェロー眞鍋 淑郎氏が、本年のノーベル物理学賞を受賞されましたことに心からお祝いを申し上げますとともに、これまでの同氏の研究の業績に深く敬意を表します。
日本における研究活動の積み重ねをもとに、海外で活躍されている眞鍋淑郎氏の受賞は、日本国民の大きな誇りと励みになります。
文部科学省としても、我が国の学術研究の振興を一層図るとともに、国際頭脳循環の中でグローバルに活躍できる研究者の育成・支援の強化に取り組んでいく所存です。