学生を対象にICTを活用した「新技術・アイデア(ビジネスプラン)」を競い合う「北海道起業家甲子園2021」を12月4日にオンライン開催する総務省北海道総合通信局は、「―今こそビッグチャンス、夢に向けてチャレンジ!―」と銘打って、コンテストに参加する高校生、高専学生、大学生、大学院生らの募集を行っている。
昨年7月、札幌市が中心になって推進する「札幌・北海道スタートアップ・エコシステム推進協議会」が内閣府の推進拠点都市に選ばれ、北海道内でスタートアップへの関心が高まっている。北海道総合通信局は、スタートアップ支援として、今年も北海道起業家甲子園を開催する。
9月10日から募集をはじめたのはICT(情報通信技術)を活用したビジネスプラン。同通信局ではプランの例として、IoT、AI、ビッグデータ、VR・AR等のICTとビジネスアイデアを組み合わせて、観光や農業等の分野で、北海道の課題を解決することや、事業の展開が期待できるプラン。募集期間は11月1日まで。
優秀賞(NICT賞)受賞チームは、来年3月、東京で開催予定のビジネスコンテスト「起業家甲子園全国大会」の出場権が与えられる。
また、全国大会出場チームは、ICT・VC業界の一流メンターによる助言・指導や多数の協賛企業等とのマッチングの機会が提供される。