【日高自然の家】コロナ禍、オンラインでも活動場所の下見を　ＹｏｕＴｕｂｅで動画配信

HOME » 文教.com » 【日高自然の家】コロナ禍、オンラインでも活動場所の下見を　ＹｏｕＴｕｂｅで動画配信

国立日高青少年自然の家（中田和彦所長）は、コロナ禍の学校宿泊研修に関する教員の事前準備の支援のため、同自然の家施設内の研修室や屋外の活動場所を確認できる３６０度動画の配信を始めた。動画は自然の家の公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「日高Ｓｕｎ太ちゃんねる」から誰でも視聴できる。

日高自然の家は、新型コロナウイルス感染防止対策ガイドラインにより、学校宿泊研修の事前打合せを原則的にオンラインや電話での実施とし、事前下見のための来所は必要最低限の人数となるよう学校団体に周知している。

しかしながら、最少人数での下見では、引率教員間で施設内での動きや活動場所の様子について共有を図ることが難しい状況もあり、施設を利用した引率教員からは「コロナ対策で部屋やレストランのレイアウトがいつもと違うので、来てから対応した」との声もあった。

長期化するコロナ禍で「下見に来ることができない先生が、少しでも施設に関して下見と同様の理解を図れれば」との思いから、今年８月より３６０度動画の配信を開始。「オリエンテーション室」や「サンゴの家」など研修室ごとに各15秒から20秒程度の動画となっており、画面を動かせば、３６０度活動場所を確認できる。

日高自然の家の担当者は「コロナ禍の対応ではあるものの、平常に戻った後にも役立つような動画の配信に取り組みたい」と話している。

中央省庁及び都道府県の機関や関連団体などの事務従事者を対象に、執務上の参考に供するための各種情報を正確・確実・迅速にお届けしています。