日本科学未来館(略称:未来館、浅川智恵子館長)は、ノーベル賞やイグノーベル賞をきっかけに科学への興味や関心を高めてもらおうというオンラインイベントを開催する。〝人々を笑わせ、そして、考えさせる〟研究に対して贈られる『イグノーベル賞』は、9月10日に発表される。未来館では翌11日㈯に、今年の受賞研究を解説するニコニコ生放送「イグノーベル賞を科学コミュニケーターと楽しもう」を実施。イグノーベル賞を通じて研究の面白さと楽しさ、そして奥深さを伝える。
また、ノーベル賞の自然科学3賞は、10月4日の生理学・医学賞の発表を皮切りに、5日に物理学賞、6日には化学賞の順で発表される。それぞれの発表当日は、ニコニコ生放送「科学コミュニケーターと発表の瞬間を迎えよう! ノーベル○○賞」を実施する。各賞担当の科学コミュニケーターが、それぞれ選んだmRNAワクチンや量子コンピューティング、有機発光ダイオードといった注目の〝推し研究〟を紹介。ノーベル賞の発表会見の様子をインターネット中継で見守りながら、視聴者の皆さんと一緒に発表の瞬間を迎える。