文部科学省は、8月11日からの大雨により、同19日午後5時時点で、全国19都府県で学校での物的被害が発生したと発表した。人的な被害は報告されていない。物的被害の内訳をみると、国立学校施設は福岡県2件、佐賀県、長崎県、鹿児島県各1件の計6件で物的被害が確認された。学校種別では大学と高専各3件。
公立学校は福岡県の28件をはじめ、佐賀県3件、滋賀県、熊本県、鹿児島県各2件、長野県、長崎県各1件の43件の被害があった。校種別では、小学校25件が最多で、中学校9件、高校6件、幼稚園、中等教育学校、特別支援学校各1件となっている。私立学校の物的被害は9件で、佐賀県6件と岐阜県、大阪府、兵庫県各1件。
主な被害状況としては、法面崩壊や雨漏り、建物浸水被害、グラウンド冠水などがみられた。