令和2年度文部科学白書が、7月30日に閣議決定した。今回の白書の特集は①新型コロナウイ留守感染症下での文部科学省の取組、②令和の日本型学校教育、③研究力向上のための若手研究者支援‐3点。
10兆円規模の大学基金や博士学生支援拡充など紹介
このうち、令和の日本型学校教育では、これからの初等中等教育の目指すべき方向性と具体的方策を提示。研究力向上のための若手研究者への支援では、10兆円規模の大学ファンドの構築や、基金に先駆けた博士後期課程学生支援の抜本的な拡充について紹介している。
また、今回の白書では、記載内容の分量の厳選や解説動画の作成など、読み手にとってわかりやすい白書の作成や活用を目指して改善に努めている。
文科省としては、今回の白書で取り上げている施策をはじめ、文部科学行政のさらなる充実を図る方針だ。