東京大学スポーツ先端科学連携研究機構(UTSSI)と高齢社会総合研究機構(IOG)では、7月19日㈪に合同シンポジウムを開催する。
このシンポジウムは、世界で最も進んでいる超高齢社会であるわが国で、喫緊の課題となっているフレイル/介護という社会課題に対して、高齢者だけでなく、その予備軍となっている生活習慣病のリスクを抱えている中年層など、広い世代の人々の健康増進とそれを支える産業をテーマに設定。実際に事業を展開している企業関係者や東大の研究者が描いている世界観を聴講者と共有し、超高齢社会を支える多種多様な産業創出のきっかけとなることを目指している。
「超高齢社会とそれを支える基盤技術について、その世界観を事業者・研究者と共有し、日本社会を支える新たな事業モデルの創出に共に向かうきっかけとしてご活用いただきたいと考えています」。
アカデミア関係者にとどまらず、広く超高齢社会におけるフレイル/介護予防に関連する製品・サービスを展開している事業者、地域社会の活性化や街づくりに関連する事業者、当該領域への参入を検討している新規事業担当者、さらに、健康/高齢者施策などを担当されている自治体関係者、その他にも専門家など幅広い層の聴講を呼び掛けている。