順天堂大学は、さまざまな社会課題の解決を目指す雨、医学とスポーツ分野の有機的な連携を強化する組織として、「スポーツ健康医科学推進機構」を新たに設置した。機構長には、ソウル五輪水泳背泳ぎ金メダリストで、スポーツ庁初代長官の鈴木大地氏が就任する。
機構設置に伴い、健康や子どもたち、地域、さらにハイパフォーマンス等に関する学内横断的なプロジェクトを展開するとともに、民間企業や自治体などの外部団体との連携を積極的に推進。社会のニーズに応える教育研究活動を展開する。
機構長に就任する鈴木前スポーツ庁長官は、1989年順天堂大卒業、1993年には同大大学院体育学研究科を修了し、2007年に医学博士の学位を授与されている。
2013年に同大スポーツ健康科学部教授に就任したが、2015年10月のスポーツ庁長官をはさんで、今年4月から同学部副学部長・教授。