文部科学省は、「地域学校協働活動」をはじめとする学校・家庭・地域の連携・協働に関する施策について国民に広く理解・普及を図ることを目的として、映画『漁港の肉子ちゃん(6月11日㈮公開)とのタイアップを行った。この映画は、タレント・明石家さんまさんが企画・プロデュースし、大竹しのぶさんらが声優を務めている。
吉本興業㈱の協力により、文科省の施策である学校・家庭・地域の連携・協働に関する啓発メッセージ「地域みんなに支えられて子供たちは育っています~地域全体で子供たちの成長を支える 学校・家庭・地域の連携・協働の推進~」を掲載した映画『漁港の肉子ちゃん』のポスターを作成。全国の小学校、中学校、高校、特別支援学校等に配布する。
映画では、母娘のふたり家族、「肉子ちゃん」と「キクコ」が、移り住んだ漁港の人々との出会いや交流、さまざまな出来事を経て成長していく姿が描かれている。
これは、文部科学省が推進する「地域学校協働活動」をはじめとする学校・家庭・地域の連携・協働に関する施策の趣旨に沿っている。文科省では、タイアップを通じて、心あたたかい漁港の人々との出会いによって成長し、地域のことを好きになっていく「キクコ」の姿に共感し、自身の生活でも、地域住民らとのつながりを深めてもらうことで、健やかな成長を図る一助となることを期待している。