大学を会場としたワクチン接種では、現在中心的に使用されているファイザー社製ではなく、モデルナ社製のものを使うことを念頭に準備を進めていることが、萩生田光一文部科学大臣から説明された。5月28日の閣議後会見で明らかにされた。大学会場での接種に関しては、前期課程が終わる6月半ばから7,8月の夏休みを活用して行うことを想定している。
一方で、スクールバスで到着できない大学や、隣接して立地されている都市部の大学など、会場を設けることが利便性につながるのかということも整理した上で、文部科学省から「使わさせていただきたいというところをしっかり見つけて対応する」というイメージで、大学での接種準備を進める方針を明らかにした。