全国学力・学習状況調査が、5月27日に行われるが、今年度は全小中学校の98.2%に当たる2万9062校が参加することが、文部科学省のまとめでわかった。小学6年生約105万4000人、中学3年生約102万8000人の学修状況を調査する。
国立と公立小中学校の参加率は100%だが、私立は小中学校併せて46.7%しか実施しない。私立小学校は52.9%の127校、同中学校は44.7%の340校が参加する。
また、文科省では6月30日まで後日実施を認めており、小学校45校、中学校168校は日にちをずらして学力・学習状況調査を行う予定。理由は遠足(旅行)、集団宿泊行事(修学旅行)などの学校行事。
同調査は2007年度から毎年実施しているが、昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大などを受けて中止した。