萩生田光一文部科学大臣は、保護者や学校関係者に対して、長期休業明けに児童生徒の自殺者数が増加する傾向があることを踏まえ、子供たちとの従来以上に向き合うよう要請した。5月10日に発表した保護者や学校関係者に向けた大臣メッセージは次のとおり。
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コロナ禍において児童生徒等の自殺者数が大きく増加していること、また、長期休業明けに児童生徒等の自殺者数が増加する傾向にあり、不安や悩みを抱える子どもたちが増えることも考えられます。保護者や学校関係者、地域のみなさまにおかれましては、子どもたちと向き合い、話しを聞く・話し合いをする時間を積極的に取っていただくようお願いいたします。
「誰も自殺に追い込まれることのない社会」を実現するためには、国民一人ひとりが身近な人の様子を気遣い、支えていくことが不可欠です。文部科学省としても、児童生徒等の命を守り通せるよう、引き続き、自殺予防の取組に全力を尽くします。