萩生田光一文部科学大臣は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、多くの児童生徒が不安を抱えていることを踏まえ、大型連休明けの5月10日、「不安や悩みを抱える全国の児童生徒や学生等のみなさんへ」と題したメッセージを発表した。
悩みを一人で抱えるのではなく、親や教師、友人へ相談するよう呼びかけた。さらに、文科省が設置している24時間子供SOSダイヤルなどを活用することを促しいている。大臣メッセージは次のとおり。
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現在、新型コロナウイルス感染症が広がる中で、皆さんの中には不安を抱えている人がいるかもしれません。新学期の始まり、春休みやゴールデンウィークの終わりなど、不安や悩みを抱えていても、決して一人ではありません。ご家族、先生、周りの友達、誰にでもいいから悩みを話してほしい。私をはじめ、周りの大人は皆さんの味方です。
文部科学省では、24時間子供SOSダイヤルから電話相談を受け付けており、各地域にも電話やSNSなどで相談できる窓口、また、各大学等にも相談窓口があります。周囲に相談しづらいときは、ぜひ利用してみてください。