内閣府の官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)「スタートアップ・エコシステム形成推進事業」でのアクセラレーションプログラム参加企業による成果発表会(DEMO DAY)が、4月13日・15日の両日開催される。アクセラレーションプログラムは、短期間でスタートアップの事業を成長させるための支援事業。アクセラとは「加速」を意味する。
内閣府では、スタートアップ・エコシステム拠点形成戦略(令和元年6月策定)に基づき、エコシステムの中核となる拠点都市を選定し、支援を行っている。この取組の一環として、PRISMスタートアップ・エコシステム形成推進事業で、グローバル拠点都市(東京圏、名古屋・浜松、関西圏、福岡)のスタートアップを対象としたアクセラレーションプログラムが日本貿易振興機構(JETRO)により実施された。
DEMO DAYでは、同アクセラレーションプログラムで得た知見を活用し、海外からの資金調達及びビジネスパートナーを求めて参加企業が事業構想を発表する。13日には「Global Preparetionコース」を開催。実施アクセラレーターは、東京シリコンバレーに拠点を置き、日米のイノベーションを推進しているWiL。約1000億円のベンチャーファンドを運営し、メルカリやラクスルなどのユニコーン企業を支援するとともに、日本のベンチャーの米国進出をサポートしている。
15日は「Born Globalコース」で、実施アクセラレーターは投資とイノベーションのためのグローバルプラットフォーム「Techstars」。同社は世界アクセラレーターランキングで常にトップクラスを保持しており、世界各国で43のアクセラレーションプログラムを実施。これまで6100超のスタートアップを育成し、12のユニコーン企業を輩出している。