萩生田光一文部科学大臣は3月26日の閣議後会見で、4月1日に公布される教育職員免許法の一部改正省令に関してコメントした。改正省令は、懲戒免職などに児童生徒に対するわいせつ行為をはじめとした具体的な理由などを官報公告事項とすることなどを内容とするもの。
萩生田大臣は「官報に具体的な理由も含めて公表され、官報検察ツールによってこれらの情報を参照することができるようになり、今後より一層適切な採用選考が行われることが期待される」と述べた。また、児童生徒を守り育てる立場のある教師が、児童生徒に対してわいせつ行為を行うことがあっては断じてあってはならないと語り、「このような教員が2度と教壇に上がることがないようにすべく、実効性とのある対応を講じていきたい」とした。