早稲田大学は、東日本大震災10年特設Webサイト『10YEARS SINCE東日本大震災―研究、教育、貢献で考える 早稲田大学と震災の記録―』を、未曽有の悲劇から10年を迎える3月11日にグランドオープンした(URL:https://www.waseda.jp/inst/shinsai10sp)。
同サイトは、本格公開に先立ち、2月26日に先行プレオープンしていたが、今回、震災と復興に向き合い続けた同大9名の記事を掲載した。①被災地への学生ボランティア派遣の責務、②地域が目指すべき未来はコンクリート張りの海外だけではない、③日本の司法制度は、本当に被災者を救えるか、④世代と空間を超え支援の輪を広げていく―と銘打った研究成果を披露。
また、⑤「いつか」ではなく「今」行動することで道は開ける、⑥支援の絆を断ち切らないために、⑦学生を安全に被災地へ送り込む災害ボランティアを陰で支えた早稲田レスキュー、⑧医療の力で被災地を救う、⑨地域ぐるみで次世代を育て、唐桑を「夢を広げる装置」に変える―といった被災地に寄り添った共同活動も紹介している。
英語サイトも展開し国外に情報発信
さらに、震災発生直後から3年間の早稲田大全体の取組を時系列に紹介するとともに、国外にも発信するため、厳選したコンテンツを英訳した英語サイトを展開している。