教員免許更新制、「負担軽減」が課題
〝看過できない状態〟本来業務は1時間増
教員免許に10年間の期限をつけて、期限終了時までに30時間以上の講習を行うことで免許が更新される「教員免許更新制度」。教師がその時々の最新知識技能を身に付ける上で有効な手段となっているが、教師の物理的・心理的負担という点で課題も多い。中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会で、よりよい制度設計に向けた議論が進められている。2月8日に開催された今期最終会合で示された「次期部会への申し送り事項」でも、負担軽減に向けた精力的な審議を継続して行うよう求めている。免許更新制が導入されたこの10年間で、教師本来業務の勤務時間が最大1時間で増加しており、講習に費やす30時間の負担増は看過できるものではないと指摘。次期部会で状況の改善に向けた検討を行う姿勢を示した。
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