世界規模のファンド創設で研究基盤構築
コロナ禍からの再生へ成長戦略会議が実行計画
国立大には経営裁量拡大への制度改正を要請
政府の成長戦略会議は12月1日の会合で、新型コロナウイルス感染症から経済再生に向けた実行計画を取りまとめた。世界に伍する大学への変革を促進するため、海外の有力大学と同程度の規模のファンドを、大学間で連携して創設することを提唱。基金の運用益を活用して、研究基盤を構築する。また、国立大学法人に関しても、経営裁量の拡大に向けた制度改正に向けた議論を要望。コロナ禍により人口が密集している都心から、地方へと人々の意識が移っていることを踏まえ、地方大学の魅力向上に努めることなどに取り組むこととしている。計画内容は現在編成作業を進んでいる来年度予算に盛り込まれる見込み。
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