農林水産省は、第11回料理人顕彰制度「料理マスターズ」のシルバー賞とブロンズ賞の受賞者を決定した。
この制度は、日本の「食」、「食文化」等の素晴らしさや奥深さ、その魅力に誇りとこだわりを持ち続け、生産者や食品企業等と「協働」して様々な取組に尽力している現役の料理人を顕彰するもの。
5年以上にわたり①国内の産地と連携して産地の形成や地域の活性化等に貢献する取組 ②食品産業等と連携して地域食材の普及や食文化の発展に貢献する取組 ③海外での日本食の普及と食品企業の海外展開の促進に貢献する取組―によって功績のあった料理人に対し、ブロンズ賞、シルバー賞(ブロンズ賞受賞後引き続き5年以上功績を挙げた者(最大5名))、ゴールド賞(シルバー賞受賞後さらに5年以上顕著な功績を挙げた者(最大3名、令和3年度より選定予定))を授与している。
今回は、「アコルドゥ(奈良県)」の川島 宙氏、「徳山鮓(滋賀県)」の徳山 浩明氏、「Hagiフランス料理店(福島県)」の萩 春朋氏、「神戸北野ホテル(兵庫県)」の山口 浩氏がシルバー賞を受賞した。
また「料理屋植むら(兵庫県)の植村 良輔氏、「御影ジェンヌ(兵庫県)」の大川 尚宏氏、「祇園 さゝ木(京都府)」の佐々木 浩氏、「美山荘(京都府)」の中東 久人氏、「CROSSOM MORITA(東京都)」の森田 隼人氏、「レストランポンテベッキオ(大阪府)」の山根 大助氏、「SHÓKUDŌ YArn(石川県)」の米田 裕二氏、「照寿司(福岡県)」の渡邉 貴義氏がブロンズ賞を受賞している。
表彰式は、11月9日に農林水産省7階講堂で行われる。