一部の事業で援助の効果が発現されず
政府開発援助の効果の発現で意見表示―検査院
会計検査院は20日、外務省と独立行政法人国際協力機構に対し政府開発援助の効果の発現について意見表示を行った。それによると、無償資金協力1事業(贈与額809万余円)で援助の効果が全く発現しておらず、また、同1事業(贈与額5億324万余円)では援助の効果が十分に発現していなかったことが、検査院による検査等で明らかになった。このため、政府開発援助の実施に当たり、事業実施中に工事の進捗状況の確認等ができなくなった場合、工事の進捗状況の確認等を行うための必要な措置を講ずるなどして適時適切に確認等をした上で、必要に応じて事業実施機関等と協議を行うなどして、援助の効果が十分に発現するよう求めた。
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【目次】
【今週の話題】
船員の健康確保でとりまとめ
健康診断の見直しや過重労働対策等提言
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