コロナ新時代の学術研究振興方策
科技審学術・情報両分科会が提言案
若手研究者の研究環境整備などを要請
「コロナ新時代に向けた今後の学術研究及び情報科学技術の振興方策」と題した提言案が、このほど開催された科学技術・学術審議会学術分科会と情報委員会の合同会議で示された。〝博士の卵〟である多くの大学院博士課程学生が、新型コロナウイルス感染症による研究活動への影響を感じており、7割以上が博士号取得の遅れへの危機意識を抱いているという。提言案では、こうした実態を踏まえて、若手研究者らが安定的に研究に取り組める環境の整備を急務の課題として掲げ、早急な取組を求めている。また、優秀な大学院後期課程学生の研究者への道を閉ざすことのないよう、博士学生へ「研究者」として適正な対価を支払うことなどを要請している。
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