災害拠点病院での自家発電機の浸水対策
国立病院機構等3機構に改善の処置要求―検査院
会計検査院は4日、独立行政法人国立病院機構、独立行政法人地域医療機能推進機構と独立行政法人労働者健康安全機構に対し、災害拠点病院における自家発電機等の浸水対策について改善の処置を要求した。それによると、検査院による検査の結果、3機構の6災害拠点病院において、水害により商用電源が途絶した場合に、自家発電機等が浸水して稼働できず、継続して医療を提供する上で必要な電気を確保できないおそれがある状況となっていることがわかった。このため、各機構に対し、自家発電機等を浸水のおそれがある場所に設置している災害拠点病院において、自家発電機等を浸水のおそれがない場所に移設したり、防水扉や止水板を設置したりするなどの計画を策定することなどにより、水害時に継続して医療を提供できるよう改善の処置を求めている。
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【目次】
【今週の話題】
事故の事前防止等で教訓示す
令和元年度電気通信事故に関する検証報告
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