科研費助成事業、新規採択は2万8892件
前年度比3096件増 採択率は28・4%
文部科学省は、令和元年度科学研究費助成事業の配分状況を10月23日に発表した。今年度の科研費助成事業(科学研究費補助金及び学術研究助成基金助成金)について、主な研究種目で10万1857件の新規応募があったが、うち2万8892件を採択。継続分と合わせて7万8650件に対して約2154億円(直接経費・間接経費合計)を配分した。新規採択件数は前年度比3096件(12・0%)増加し、新規採択率は28・4%となっている。若手研究者の成長を支援する「若手研究」と「研究スタート支援」いずれも新規採択件数が大幅に増え、新規採択率は40・0%、37・5%。学術研究の多様性を支え、裾野を広げる要となる「基礎研究C」の新規採択率は28・8%。国際競争下での研究の高度化に欠かせない「基礎研究B」は新規採択件数が増加し、新規採択率は29・2%と過去最高を記録した。
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