国立大病院、30年度も増収減益
収益は増加だが、響く経費高騰や交付金減額
経常利益は50億円減 5大学病院は赤字経営に
全国45国立大学病院の平成30年度決算が発表された。各大学の機能分化を踏まえた診療機能の強化といった取組などにより、収益面では前年度比404億円増となったものの、人員配置や高額薬品の使用、さらに運営費交付金の減額などにより医業利益ベースでは16億円の減額となった。経常利益は前年度比50億円ダウンの246億円で、ここ数年の傾向である増収減益が引き続いている状況。また、5大学病院は、経費が収益を上回る赤字状態で、大学本体で対処しているという。7月11日都内で開催された国立大学病院長会議の記者発表で、同会議会長の山本修一会長(千葉大学医学部附属病院長)が報告した。
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