科技審人材委で次期基本計画の重要論点
若手研究者の処遇改善や安定ポストの拡大など
科学技術・学術審議会人材委員会は5月14日に文部科学省内会議室で開催した会合で、2年後の2021年スタートする第6期科学技術基本計画の検討に向けた重要論点を示した。研究人材を巡る課題としては、ここ数年、修士課程から博士課程への進学者が減少を続けているとともに、若手研究者を中心に不安定な研究・雇用環境にあることをあげた。その上で、このような課題に対応するとともに、各研究者の研究力を向上し、活力ある研究観点を形成する観点から、①優秀な博士人材の確保、②若手研究者の自立的・安定的な研究環境の確保、③若手研究者の研究力向上に向けた支援―などの取組を進めることが必要との見解を示した。ポスドクなど若手研究者の処遇改善や安定的なポストの拡大などを論点として掲げている。
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