大学スポーツ統括組織『ユニバス』、産声上げる
〈歴史に残る一歩〉197大学・28団体が加盟
わが国大学スポーツの統括組織『一般社団法人UNIVAS(ユニバス)』が、今月産声をあげた。米国大学体育協会(NCAA)を参考として、平成28年4月に当時の馳 浩文部科学大臣のリーダーシップの下で創設準備がスタートし、3年間にわたる議論の末、発足に至った。組織の立ち上げにあたり、鈴木大地スポーツ庁長官は、「大学スポーツのあり方を根本から変える、歴史に残る第一歩」とユニバス設置の意義を強調。「これまで別々の組織、異なる考え方の下で大学スポーツに関与してきた大学と競技団体が〝卓越性を有する人材〟の育成といった目標に向けて、同じプラットフォームで議論を行い、共に歩み始めることができることがユニバスの価値」との考えを示した。
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