アカデミアのグランドデザイン再構築を
CSTI有識者懇で上山議員が見解報告
ノーベル賞受賞者の数を増やすことが科学研究政策の最重要課題ではない―。1月末に開催された総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)有識者懇談会で、上山隆大常任議員(元政策研究大学院大学副学長)が、こうした見解報告を行った。競争は必要とした上で、一部の突出した研究者のみを支援対象とする現状に警鐘を鳴らした。運営費交付金が劇的に増えることは望めない状況のなかで、基礎研究を充実させ、アカデミアを再生する「シナリオ」の重要性を強調するとともに、アカデミアのグランドデザインの再構築が必要と訴えている。
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【目次】
〔通 知〕科技分野の秋の叙勲候補者調査
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