全国の野生鳥獣による農作物被害状況(平成29年度)
被害金額、被害面積、被害量いずれも前年度より減少
農林水産省は、平成29年度の野生鳥獣による農作物被害状況について、都道府県からの報告を基に全国の被害状況をとりまとめた。それによると、被害金額は約164億円、被害面積は約5万3000㏊、被害量は約47万4000tとなっているが、いずれも前年度と比べると減少している。また、農林水産省では、こうした野生鳥獣被害の深刻化・広域化に対応するため、地域関係者が一体となった被害対策の取り組みや、ジビエ利用拡大に向けた取り組みを支援していくとしている。さらに、シカによる森林被害が深刻な地域等に対しては、広域かつ計画的な捕獲等のモデル的な実施や捕獲手法の普及等を進めていく考えだ。
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【目次】
[今日の話題]
達成すべきサービス水準の明確化 外国人観光旅客利便増進措置に関する基準の施行等
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