「日本を進化させる生存戦略」示す
政策ベンチャー2030とりまとめ報告会
国土交通省の若手官僚が、2030年をターゲットに、新たな政策立案にアプローチする省内ベンチャーとして昨年10月に発足した「国土交通省 政策ベンチャー2030」は30日、最終報告会=写真=を中央合同庁舎3号館5階の国交省会見室で開催した。最終報告会では、2030年頃のあるべき日本社会の姿とそれに向けた中長期的な国土交通行政のあり方について、最終的な取りまとめとして、「大胆な具体策」を政策ベンチャーの本省メンバーが報告。「日本を進化させる生存戦略」をテーマとした最終報告では、人口減少を前提とした財政重要モデルに基づく予算/税制の見直し、大都市における課税による交通需要制御と公共交通の機能強化など計21の施策を提案している。その後の意見交換では、メンバーから「我々としてはこの発表で終わらせたくない。一つでも二つでも国交省の施策として打ち出すというところまで持っていきたい」等の意見があった。
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