避難所外避難者の迅速な把握の備えが不十分
災害時の「住まい確保」で行政評価・監視
総務省は、被害者の生活再建支援の視点から、被災者への支援の実施状況や支援を行う上での課題を把握するとともに、今後、起こり得るとされる災害への備えの取組状況等を調査し、このほど各地の工夫例を取りまとめるとともに、内閣府に対し必要な改善措置について勧告した。それによると、避難所開設期の避難所外避難者の把握・支援において、避難所外避難者の把握のための備え(名簿の更新、優先順位の設定)が不十分で、迅速に把握できなかった例があることなどの課題が明らかになった。その上で、今後に向けた取組として、地方公共団体において、発災直後の避難所外避難者のニーズを的確かつ迅速に把握するための方策の検討などが重要としている。
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【目次】
【今週の話題】
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