萩生田光一文部科学大臣は3月26日の閣議後会見で、同日閣議決定された第6期科学技術・イノベーション基本計画に関する所見を表明した。
「今回の計画では、わが国が目指すSociety5.0実現のためには、持続可能で強靭な社会への変革、知の創造、人材の育成が必要されており、社会のデジタル化を徹底するとともに、研究力を抜本的に強化することで、カーボンニュートラル実現等の課題を解決することが不可欠」と指摘。その上で、文科省として、博士課程学生を含む若手研究者への支援や、自由で挑戦的な研究への支援、世界と伍する研究大学実現のための10兆円規模のファンドの創設など、基本計画に掲げた取組を実行する決意を表明した。