日本学術会議の梶田隆章会長は、3月23日夕に井上信治科学技術政策担当大臣と面会し、同会議組織見直しの進捗状況などについて説明する。わが国アカデミアの代表機関とされる学術会議だが、昨年秋の議員任命問題に端を達する議論のなかで、民間出身者や若手研究者の割合が少ないことなどが、政府関係者らから問題視されていた。東大など旧帝大関係者の数は、ここ数年減っているとの反論もあるが、女性研究者が占める割合も少ないことなどもあり、梶田会長と井上大臣が中心となって今後の協議を進めることを確認していた。
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