萩生田光一文部科学大臣は3月23日の閣議後記者会見で、大阪大学を訪問し、ワクチン開発に関する課題等に関して意見交換を行ったことを明らかにした。昨年来の新型コロナウイルス感染症拡大といった困難のなかで、わが国大学が誇る「知の力」を活用する重要性をあらためて強調。その上で、感染症関連研究の平時の備えの充実と、緊急時の機動的な仕組みのあり方に関する検討が必要と指摘。関係府省と連携して検討を加速する意向を表明した。
萩生田大臣は3月19日に大阪大吹田キャンパスを訪問。西尾総長からコロナ禍での大学運営等に関する説明を受けるとともに、最先端医療イノベーションセンターでワクチン関連の研究開発を視察した。