2021年3月22日 カーボン・ニュートラル達成へ 学長サミットで「大学の貢献」議論

 

何かを生産したり、一連の人為的活動を行った際に、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量にするという概念である「カーボン・ニュートラル」。わが国では、「2050年のカーボン・ニュートラルの達成」を政府目標に掲げているが、この施策を進める上で、国や地域の変革に向けた知見の創出・普及の使命を担う大学に対する役割が高まっている。

こうした社会からの要請に高等教育機関が応えるべく、「カーボン・ニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」を立ち上げることとしているが、この組織に参加大学の学長らが一堂に会し、萩生田文部科学大臣、小泉環境大臣、江島経済産業副大臣とともに、大学等の貢献のあり方などについて議論する「カーボン・ニュートラル達成に向けた大学等の貢献に係る学長等サミット」が、3月23日夕から開催されることとなった。

コアリション、今年夏に立ち上げ予定

 カーボン・ニュートラル達成に貢献する大学等コアリションは、大学が国や自治体、企業、国内外の大学などとの連携強化をもとに、国・地域の脱炭素化等につなげる研究開発や社会実装の推進、地域やキャンパスのゼロカーボン化などに関する機能や発信力を高め、カーボン・ニュートラル達成に一層貢献するための大学間ネット。今年夏に立ち上げる予定。


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