原子力発電環境整備機構(NUMO)は、新たな地層処分展示車『ジオ・ラボ号』が完成した。NUMOでは、高レベル放射性廃棄物の最終処分に対する国民の理解を増進するため、全国的な対話活動を展開。取組の一環として、地層処分模型展示車『ジオ・ミライ号』を全国各地で出展しており、『ジオ・ラボ号』も、11月からイベント等に出展をすることとしている。
『ジオ・ラボ号』は、〝最終処分場とはどういうものか〟を示すとともに、長期的な安全性を見学者に直接的に伝えることをコンセプトに製作した。
地表から300㍍以上深い場所に作られる処分場のイメージを大型ディスプレイでリアルに体感できるデジタル映像や、地下深くの地層の特色を訴求する展示を通じて、地層処分を家族で楽しく楽しめることができる。