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国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）と芝浦工業大学は、大学発スタートアップの創出に向けた支援やスタートアップ支援人材の育成などに連携して取り組むことに合意し、相互協力の覚書を締結した。両者は同大学主催の「芝浦ビジネスモデルコンペティション（ＳＢＭＣ）」などを通じて同大学発スタートアップに対する支援を強化するとともに、ＮＥＤＯ主催のイベントやスタートアップ支援研修に同大学から人材を優先して受け入れることで人材育成を促進する。
ＮＥＤＯと大学による起業家支援の相互協力に関する覚書の締結は、今回で１７事例目となり、私立大学では同大学が初めて。ＮＥＤＯと芝浦工大では、このような取組を進め、スタートアップエコシステムのさらなる裾野拡大やイノベーション創出環境の整備に貢献する方針だ。協定内容は次のとおり。
①大学発スタートアップ創出に向けた活動の活性化：芝浦工業大の大学発スタートアップ創出に向けた芝浦ビジネスモデルコンペティション（ＳＢＭＣ）と、ＮＥＤＯのスタートアップ支援事業とが連携し、芝浦工大発スタートアップの創出に向けた支援を行います。
②研究開発型スタートアップのための伴走型支援人材やオープンイノベーション推進人材の育成：ＮＥＤＯが実施する高度専門支援人材の育成事業や、大企業やスタートアップ企業のマッチング推進やピッチイベント、ワークショップなどの開催を通じて、国内のオープンイノベーションの発展や活性化を目指す民間団体であるオープンイノベーション・ベンチャー創造協議会（ＪＯＩＣ）の活動などに同大学の人材を優先的に受け入れ。研究開発型スタートアップのための伴走型支援やオープンイノベーション推進のための人材を育成する。
③ＮＥＤＯカタライザーの派遣：芝浦工大発スタートアップや起業を目指す人からの相談に対し、ＮＥＤＯカタライザー（ＮＥＤＯが委嘱した、スタートアップ支援経験の豊富な有識者（技術経営アドバイザー））を無料で派遣する。
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