科学技術振興機構(JST)は、12月3日から5日に兵庫県姫路市での開催を予定していた「第9回科学の甲子園ジュニア全国大会」について、12月3日に各都道府県会場で分散開催とすることを決定した。
新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮して、開催形式を各都道府県の会場での分散開催とすることに変更し、筆記競技のみを行うこととした。
競技は、通常の全国大会と同様、公正性担保のため各会場に競技監督者を配置して実施し、優秀な成績を収めたチームには、文部科学大臣賞以下企業賞などを授与する。表彰式は1月17日に予定している。
同大会には、各教育委員会が実施した都道府県大会で選出された47の代表チームが6人1チームで参加し、理科・数学などの複数分野にわたる筆記競技に取り組む。各地での代表選考には、総計2万4070人の生徒がエントリーしている。
全国大会には、国立大附属学校からは岩手大附属中学校、秋田大附属中学校、山形大附属中学校、筑波大附属駒場中学校、新潟大附属長岡中学校、富山大附属中学校、福井大附属義務教育学校、信州大附属松本中学校、静岡大附属浜松中学校、三重大附属中学校、鳥取大附属中学校、島根大附属義務教育学校、広島大附属中学校、香川大附属坂出中学校、同高松中学校、鹿児島大附属中学校が出場する。