■ポイント□
○15日から店頭に
○「子別れの儀式」など6章構成
○獣医学の視点から「エキノコックス」考察
麻布大学獣医学部動物応用科学科の塚田英晴教授が執筆した書籍「もうひとつのキタキツネ物語」が、東京大学出版会より発刊される。4月15日から店頭に並ぶ。書籍刊行にあたり、塚田教授は、「ヒトとキタキツネの関わりを、私が調べてきたことを中心に紹介しました。野生動物とヒトとの共存・共生に興味のある方にぜひ読んでもらいたいです」と話している。
【主要目次】
はじめに
第1章 キタキツネはアカギツネ―キタキツネのバイオロジー
第2章 子別れの儀式をめぐる生態―キツネファミリーの直接観察
第3章 北海道のキタキツネ―繁栄と受難
第4章 都市ギツネ―アーバンフォックスという存在
第5章 エキノコックス問題―獣医学の視点
第6章 キタキツネとヒト―多様な関係
終 章 これから