2022年10月27日 【順天堂大】企業と連携しVRを活用した医療・感染症教育事業をタイで開始

 

順天堂大学は㈱ジョリーグッド(東京都中央区)と共同し、タイ王立マヒドン大学(タイ・バンコク市)との間で、タイ国内でのバーチャルリアリティー (VR:仮想現実)を活用した医療人材養成を目的に、医療教育VRの導入実証事業を開始する。わが国の医療VRが海外大学に正式導入されるのは、国内初事例となる。

同事業は順天堂大医学部総合診療科学講座とマヒドン大医学部、熱帯医学部との共同教育プロジェクトの一環として行っている。ジョリーグッドからマヒドン大へVR教材の制作設備及びVR体験機材を提供し、マヒドン大学内で感染症診療教育のVR教材をセルフ制作できる環境を構築する。

導入先の内訳としては、マヒドン大の熱帯医学部/ラマティボディ病院医学部・看護学部/チャクリナルティボディ病院教育シミュレーションセンターの4部門。今後、制作されたVR教材はマヒドン大学内で実証授業を行い、効果検証後、タイ国内の地域病院に対して、VRを活用した医療教育を展開する。

同事業は、順天堂大が厚生労働省の採択事業として進めている「タイ、東南アジアにおけるITを利用した感染症、地域医療人材養成事業」とも一部連携する形で取り組む。


株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.